こちらの質問にお答えさせて戴きます。 *^–^* ペコリ
私には5歳の息子がいるのですが、食事についてどうしたらいいか教えて下さい。
息子は、ご飯を食べ初めて食べ終わるまでに2~3時間ほどかかります。
様子を見ているといくつか理由はあるようで
○自分の苦手なものがある
○肉などが噛み切れない
○テレビなどを見ていると手が止まる。
主にこの3つが大きいようです。
現在は食事中はテレビなどはつけないという方針なので3つ目は大丈夫なのですが
「噛み切れない」「苦手なもの」に関してはどうしたもんかと悩んでいます。
色々調べていると「小さいころは苦手な食べ物をあまり無理に食べさせないほうがいいトラウマになってしまう」など書かれているのですがそれもそれでどうなの。。。?という感じです。
噛み切れないに関しては奥さんが肉などはなるべく小さく切ってやわらかい部位を使い堅くなるような料理は避けるようにしていますがそれでもずっと噛んで中々飲み込もうとしません。
同じような経験された方いらっしゃいましたら対処方や「うちはこうしたよ!」などあれば教えてください。
目次
息子も同じでした…
息子も同じでした。
いつも食事の時間に、2時間位かかって食べていました。
小学校入学の際の、給食のときを心配しました。
それまでは怒ってみたり、「早く食べなさい」と、 おきまりの言葉を息子に言っていましたが…
ぜんぜん変わる事がなかったので、子供に聞いてみたところ…
お肉が固くて(筋がある)噛みきれないと言われました。
いつまでもカミカミしているなーっと思っていたら、それが答えだったんです。
単純な事ですよね…
子供に聞いて解決できましたが、
それまでは、なんで?とか、どうしてだろう?と思っていても、
子供に「聞く」という事には、到底気づきませんでした。
もっと早く、子供に聞いていれば良かったと思います。
5歳ということなので聞けますね。
ウチは結局、咀嚼しすぎて子供が疲れている状態だったんです。
そして、子供がゴックンするにも、噛み切れていないお肉は喉にひっかかり「オエッ!」状態になってしまいましたので強制的にゴックンしなさい!とは言わない方がいいです。
また、噛み続けているために味も無くなりますし、不味くなるということで、ますますゴックンする気にならないですよね。
そして、カミカミしすぎて食べることに飽きるという事に結果、繋がっているという事が分かりました。
子供は、私たち親が考えているよりも単純です。
子供のために、さらにさらに目線を低くして考えてあげなければ、本当の意味での子供の気持ちが分からないと感じました。
改善点として
・お肉など子供にどれくらい?と聞いてから、さらに細かく切るようにしました
・子供と一緒に「のり巻」などを作って楽しい時間にしました
・嫌いな物や苦手な物は、一口だけから始める
・食べたら褒める
・時計を置く
・決められた時間に毎回食事する
・十分にお腹を空かせる
・眠くない状態での食事
・子供の胃袋の大きさを考えた量を出す
・幼稚園や保育園に通っているなら、園の給食のメニューと量を参考にして真似してみる
・幼稚園や保育園・小学校に行くようになるとお給食があることを話し、早く食べなければならない事を伝える
など…
ちなみに、幼稚園の参観の時に遅いかどうか見てみると、やはり他の子に比べると食べるのが遅かったです。
なので幼稚園では…
不味い・美味しいは関係なく、量や具の大きさも関係ないということも分かりました。(笑)
ウチの子の場合は、肉が噛み切れない → 疲れるの他にもうひとつ、
集中力の問題がありました。
幼稚園では、他の事に集中してしまっているなと、見てて思いました。
集中している事は、その時々で違いますが、
家では、やはりテレビを付けていればテレビに集中してしまいますし…
眠いときなんかは、食べながら寝てしまうほどでした。
苦手な物は、フードプロセッサーで砕いてから他の物に混ぜて食べさせる工夫をしていました。アレルギーとかが無いかぎり、苦手な物でも食べさせた方が良いと思います。
ウチでいちばん効果があったのが、
「のり巻作戦」と「時計を置く」と「一口から」と「お腹を空かせる」「眠くない状態での食事」の5つでした!
のり巻作戦
白いご飯は毎回毎回食べる物ですので、このご飯を混ぜご飯やチャーハンのように手のかかるものではなくて、簡単にチャチャット作れるのは何か無いかな…と考えて思いついたのが味付けのりを使用することでした。
お茶碗に盛ったごはんを「味付けのり」で巻くだけなのですが、子供にとっては作るのも楽しそうでしたし、食べるのも「コレ!コレ!」っと言って…
「また??」とこちらが思うほど、何度も作っては楽しそうに食べていました。
(中に梅を入れました)
お子さんがのり巻きが好きかどうか分かりませんが、一度試してみてはいかがでしょうか?
子供にとって作る過程も、食べる意欲に繋がるのだと感じました。
時計を置く
掛け時計でもいいですが、時計(デジタルではないもの)を食卓に置き、
「いただきます!」でスタートし「ごちそうさまでした!」で、どのくらい時間がかかったかを目で見て実感させました。
子供には「いまから食べる時間をはかりまーす」と言って、食べ終わったときに「今日はここから、ここまでかかったね!」と、時計の針で分からせます。
子供の食べる時間が減ってきたら、褒めてあげるを繰り返します。
そうすると客観的な思考が分かってきて、幼稚園で他の子と自分の食べる時間が違うということも自然に分かってきます。
そこを気づかせてあげるのが大事で、のちのち就学したきに集団の中での自分の行動(周りを見る事)にも繋がって行きます。
一口から
嫌いな物や苦手な物は、まずは「一口だけ食べて」と言って、それ以上は食べさせませんでした。
そして、徐々に「もう一口食べれる?」と聞いて、食べたら「すごいすごい!」と褒めるでやってました。
お腹を空かせる
十分にお腹を空かせた状態にするように心掛けました。
子供は、お菓子を食べたがりますが食事の2・3時間前にはなるべく食べさせないようにしました。
ジュースなどの飲み物でも、お腹いっぱいになりやすいものですので、なるべくそれも控えます。
やはり、お腹が空けば食べてくれます。
眠くない状態での食事
疲れていると大人でもそうですが、食事をすると眠気が増してきますよね!
子供は大人が思うほど体力も無いので、すぐ疲れて眠くなります。
疲れているときに食事をすると、眠気が誘発されてしまうので日頃から睡眠の時間を大切にしてあげていました。
それでは…
*^–^* ペコリ