こちらの質問にお答えさせて戴きます。 *^–^* ペコリ
匿名で失礼します。公園で初めて会った子とうちの子が遊んでいました。2人とも幼稚園前です。うちの子が1つ歳上です。
滑り台の頂上でうちの子が階段を登ってくる男の子を押しました。
よろけて落ちそうになったのですが、男の子のママさんが支えて幸い怪我はありませんでした。
私は自分の子を滑り台から降ろして怒り、まず私が謝罪をしてうちの子にもその男の子にごめんなさいをさせました。
そのママさんはとても良い方で『子供のした事ですから』と言って下さったのですが、謝る事しか出来ませんでした。
またここに来ると思うので、もし帰ってから怪我等ありましたら治療費をお支払いさせて頂くので仰って下さいと伝えたのですが、 肝心の電話や名前を伝えていません。
公園を離れてから子供に今日したのはいけない事だ、一方的に意地悪をしては駄目だよと落ち着いて話したのですが、そのママさんと自分の子への対応が合っていたのかわかりません。
滑り台は順番といつも言ってたので登って来る子を押したのかと思うのですが、もし落ちてたらと思うと未だに血の気が引きます。
よろしくお願い致します。
目次
理解できているかどうか?!子供に説明させてみる
まず…
そのママさんと自分の子への対応が合っていたのかわかりません。
→ 対応はそれで良かったと思います。
相手のお子さんが、ケガをした様ではないようですし、まずは、謝罪をすることが何よりも大切なので、その対応で良かったと思います。
幼稚園前の幼児の理解度って、大人が思っているほどには理解していない事と思います。
よく子供が…
「こう言ったよね」
「こう言ったからそうしたのに…」
と言ってくる子供がいますが、
そういった子供って、言ったことは分かっているのですが…
応用ができてないと思った事があります。
ましてや、幼児期ですと理解度が乏しいのは当たり前。
それに、入園前の幼児だと思ったことを言いたくてもなかなかしゃべれませんし…。
実際のところ、
理解していないで聞いているだけのパターンが多いです。
子供が黙って聞いていることで → 理解してくれた(勘違い)
と、勝手に親(大人)は思ってしまっている状況に…。
「すべりだいは、じゅんばんだよ」と教えるだけでは、
「順番を守らない子が来たから押した」という子供ならではの解釈をしたとすると、
正しく理解されていないことになりますよね。
そこで、当時私が息子にやってたのは…
順番をまもる → 待って、順番をまもる
前の人が滑ってから自分がすべること → 前の子が滑り終えてから、すべること
押さない → 言葉で伝えること
(例: 行動で示すのではなく、「ぼくが下に着くまで滑らないで待っててね」など…)
また、これらを言った(教えた)からといって、良しとしないで
実際に公園(現場)では、側にいながら声かけをしました。
「まだダメ」
「もうすこししてから」
「いまならすべっていいよ」など…
現場(公園)で、わかりやすく説明していました。
ついでに、周りの子にも
「まだ滑らないで、待っててね」とか言ってました。
子供にとっては基本があるなかに、
その時のケースによって応用編もある、ということを自然に学ぶことができると思い、
そのようにしてました。
子供への説明や、具体的なケースをその場で声かけをしながら教えてました。
子供にとっては、その場で説明してあげる方が、シチュエーションも頭に入り分かりやすいです。
そして、今回のようなケースが起こってしまったら…
あなたが今感じた気持ち、
「もし落ちてたらと思うと未だに血の気が引きます。」
という、その気持ちをそのままお子さんに伝えてあげてください。
例)
「さっき○○が押したとき、もし、あの子が落っこちてたら、どうなってたとおもう?」
(子供に考えさせます。)
(ケガした)などの言葉が出たらOK!
「あの子イタイイタイ(ケガ)だよね」
「じゃーどうすれば、よかったと思う…?」
(子供に考えさせます。)
(押しちゃダメだった)などの言葉が出たらOK!
子供がまだ分かってない、理解できてないようでしたら、
「さっき押されたのが、もし○○だったらどうなってたと思う?」と聞いてみる。
(嫌だなどの言葉が出たら)
「そうだよね!押されたら嫌だよね!」
「じゃーどうすれば、よかったと思う…?」
(子供に考えさせます。)
(押しちゃダメだった)などの言葉が出たらOK!
子供も、ちゃんと理解してくれています♥
こんなケースもありました…
身内事ですがこんなケースもありました…
姉からスケートの誘いがあり、4歳の息子と姉の子供6歳でスケートに行きました。
私は心配だったので、
息子に安定感のある、2枚刃のスケート靴を履かせ、
姉は自分の子供には、一枚刃のスケート靴を履かせていました。
安定感のない姉の子供が、息子にしがみつき、二人で転倒してしまう羽目になってしまいました。
姉の子供には、
「危ないから、つかまないでね」と言っていたのですが…
姉の子供はスケート場に来る前から、姉とケンカしていたらしく機嫌が悪く、
私が言っても反抗的な態度でした。
転んだ時、姉の子供は
「ころんだのはお前(息子)が悪い」
という態度で、息子の足を蹴ってきました。
その時、スケート靴が息子のすねに強くあたり、
息子は全治10ヶ月の骨折をしてしまいました。
姉は、「騒ぎになるからと…」スケート場を早く出ようとしました。
私は、泣く息子を抱え
「救急車を呼ばなきゃ」と言うと…
姉が「病院に連れて行く」と言ったので、
姉の車に乗りました。
車の中では、姉の子供は、この非常事態に号泣しているようでした。
すると姉が自分の子供に
「○○(姉の子供のなまえ)は悪くないからね!」となだめ始めました。
私は、いくら号泣しているからとはいえ、
それは間違っていると思いました。
その後…
姉はお見舞いのケーキと治療費(2万円)を持って、謝罪に来てくれましたが、
姉の子供は、
「ぼくは悪くない」と私の知らないところで、息子に言ってきたそうです。
その事を姉に確認すると、「ごめんね、ごめんね…」と…
お願いだから、それ以上は追及しないでほしいという態度でした。
姉の旦那からも謝罪は無く、姉に確認すると姉の旦那は『子供のした事だから』と…
私は、
『子供のした事だから』…は、このケースには当てはまらないと思いました。
私は姉に、旦那に謝ってほしいと思っていると伝えました。
ですが… 謝罪はありませんでした。
この件で息子が私に言ってきました。
「何で○○(姉の子供のなまえ)は、ぼくは悪くないって言うの?」
「ケガをしたのに、謝らなくていいの?」と…
これでは、物事の良し悪しが、息子に間違って理解されてしまいます。
私は、姉の子供に謝ってもらう事にしました。
姉の子供に会う機会があったときに、
息子から、姉の子に「ぼくにあやまって」と伝えさせました。
私は少し離れたところから見守っていましたが、
姉の子は、
「なんで?」
「ぼくは悪くないって言われたよ」と素直に謝る気配がなく、
息子が「何度もあやまって」と言うと、
ようやく「ごめんね」と謝りました。
とりあえず、このやりとりをさせたことで、
息子にとっては、正しい事を理解する事となりました。
身内でのこんなケースもあり、
身内だから「許さなければならない部分」と、
身内でも「ならぬことはならぬ」のケースもあるのだというケースです。
※ ちなみに治療費は、20万ほどかかりました。
応用を教えると、「思いやりのある子」に
応用を学ぶと、周囲を見て、人の事を考えて、行動するようになり、
「他人のことを考える癖がつきます」
それが思いやりのある子に繋がっていくと、私は感じています。
そんな子供がたくさん増えたら良いことですよね♥
それでは…
*^–^* ペコリ